バレーボールで進学、就職ってできるの?⑤ ~まとめ~

前回の続きになります。

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バレーボールで進学・就職できるかについて、何回かに分けてお話してきました。
今回が総まとめになります。

 

 

結局、バレーボールで・・・

 

優秀な成績・実績・結果を残した人が有利
実績が無い人は、方法を探し、考え、切り開くしかない
素質で進めるのは一握り

 

そもそもスポーツは優劣を競うモノなので、優秀な人材ほど選択肢は広いです。
実績が無ければ、学力であったり、何か秀でたものを武器にしてチャンスを探し、掴みにいくしかありません。

 

私は、高校時代に大学へのスポーツ推薦がありました。ですが、行きたい大学からは推薦をいただけなかったので、自力で受験して現役合格しました。

 

スポーツ推薦を利用すれば、楽に進学できました。
けれど、私は学びたい事があり、推薦先の大学では学びたい事が学べなかったので、行きたい大学へ自力で受験する事を決めました。

 

この時点で、私はバレーボールだけで進学ができませんでした。
やりたい事をやる為には、私のバレーボールの実績では通用しなかったのです。

 

こだわりがなく、とりあえずバレーボールが強い学校に進学して、どこかに就職するなら可能だったと思います。

 

結局、バレーボールだけで大人になるなら、結果が不可欠です。
よほど身長が大きいなど、ずば抜けた素質がないと、無名選手が楽勝で進学・就職する事は困難です。

 

 


バレーボールだけで、進学・就職は・・・


実力があれば、進学は比較的可能
就職のが難しくなる。

比較的といっても、簡単ではありません。声がかからなかったらそこで自力受験になります。


進学は、極端な話をすると、進学できる場所が多いからです。全国に多数の学校があって、スカウトもあれば、推薦受験もあるので、選択肢が多いのです。


就職が難しいのは、数と質に違いがあるからです。


日本国内の企業自体はたくさんあります。でもその中で、実業団としてバレー部がある企業や、スポーツ枠で採用している企業がいくつあるのか、ということです。

 

バレー部が無い企業や、スポーツに興味関心のない企業からすると、必要のない人材になってしまいます。


そして、社会人で求められるバレーボールの次元は高くなります。
企業からすると、バレー部を強くしたい、存続していきたいのですから、バレーが上手い優秀な人材が欲しいのです。

 

大卒で就職する事で考えてみます。
自分が4年生になり、次は就職です。
バレー部がある企業に就職して、実業団でプレーする!と決断します。


すると、企業としては、自分と同い年の日本全国の選手の中から、欲しい選手を探す事になります。


企業もバレーだけで経営が成り立っている訳ではないので、何十人も採用できません。
となると、選手を厳選して、声をかけるしかありません。


そしたら、選ばれるのはどのような選手でしょうか?

これが、進学に比べて就職が難しくなる数と質の違いです。

 

 

・全体を通した総まとめ
バレーボールだけで進学・就職する事はできます。
けれど、大人になるにつれて、狭き門になっていきます。

 

限られた人にしか手にできないのは確かです。
なので、セカンドキャリアを考えたり、何かしらの選択肢を作るべきです。


バレー選手を引退した後もそうですが、やりたい事、出来る事を見つけ、どう生きていくかを見つける事が大切です。

 

バレーボールは自分の人生を作る資本にできます。
そして、バレーボールを通じて自分の資本を作るきっかけにもなります。

 

本気で取り組む事は、思ったような結果にならなくても
いつか、何かしらの形で未来につながります。