バレーボールで進学、就職ってできるの?② ~就職~

前回の続きになります。

前回をご覧になっていない方はこちらからどうぞ

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バレーボールは進路の選択に利用できるのか?

前回は進学についてお話しました。今回は、就職についてお話します。

もしかしたら進学については、他のスポーツでも推薦などはよくある話なので、ご存知の方も多かったのではないでしょうか。

今回は就職についてですが、なんとなく就職についてもイメージできるかもしれません。ですが、具体的に知っている人はもう少し減るのではないかなと思います。これからお話する事が少しでも参考になれば嬉しいです!

 

1.最終学歴で変わる?

高校か大学を卒業する違いで就職できる幅は変わるのか?

変わります!

といっても良し悪しが決まる訳ではありません。強いて言うならば「幅」が変わると思います。

 

・就職できる企業、職種の幅

学歴で差が生まれるとしたら就職できる企業の数。

高卒、大卒関係なく採用する企業もあれば、大卒しか採用しない企業もあります。そして、大卒である方が職種を選べます。学歴の差は選択肢の差になります。だからといって、大卒が必ず良いとは限りません。逆に高卒しか採用しない企業だってあります!自分が働きたい仕事があって、就職を目指すなら高卒でも全然問題ないと思います。

 

・収入の幅

日本は良くも悪くも学歴社会の色が残っています。大卒に比べて高卒のがやはり将来的な収入には差が生まれやすいです。バレーボールに関係なく、多くの企業で高卒より大卒の方が初任給も高く、昇給にも差が生まれやすいです。バレーボールを通して就職できたとしても、就職すれば企業の社員になります。お金だけで就職を考えるなら、学歴は少しでも良い方が損しないと思います。もちろん、高卒でもたくさん稼ぐ方もいらっしゃると思いますが、それだけ稼ぐ人は仕事に時間を多くかけている人が増えやすいです。

 

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2.バレーボールを通じてどんな就職ができるのか。

バレーボールを利用しているからこそ、どんな就職方法があるのか気になるところですね。ここでは、大まかな形ではありますが、お伝えします。

 

・バレーボール選手として就職する

これが選手として一番輝かしい事ではないでしょうか。実業団から声がかかり、就職したらチームに所属してバレーボールをする。学生時代からの努力が認められて、バレーボールを最大限に人生で活用できているのではないかと思います。バレーボール選手として就職したらどんな社会人生活を過す事になるのかは、また別の時に注目して取り上げます。

 

・企業のバレー部に所属しつつ、社員として業務も行う形で就職する。

学生の皆さんにはあまり浸透していないかもしれませんが、結構この形でバレーボールを通じて就職している方がいらっしゃいます。Vリーグ以外にも実業団はあります。バレーボールだけしていればいいのとは違い、企業の業務をこなしつつバレーボールも行います。ある意味、部活の延長みたいなものだと思っていただければイメージしやすいのではないでしょうか。学生なら、授業を受けて放課後に部活。休みの日は練習や試合。練習頻度や時間に変化はありますが、似たようなものになってくると思います。

 

・自分で就活を行う際に、長所として利用する。

就職後もバレーボールを企業で行える保証はありませんが、就職活動までにバレーボールで培った事を活かす事ができます。バレーボールをする為に企業を選び、自力で入社してバレーボールを行う事だって不可能ではありません。

ですがこの場合、バレーボールとは関係なく就職を行う形になると思います。バレーボール、というよりスポーツを部活でやり通す経験は長所になりやすいです。理由として多く挙げられるのは「体育会系だから」です。

これは他のスポーツでも同じことになるのですが、ある一定の企業では、ある程度に知名度や、レベルの高い学校が出身の体育会系であるだけで長所になります。学生時代のうちに、上下関係の慣れ、精神的にタフ(な人材であろう)、コミュニケーション能力(組織人としての協調性の評価)、体育会系のノリ等を身につけている事が評価される事があります。

バレーボールを続ける続けない関係なく、一般企業に対して就職活動を行う際に、選考基準に大きく影響される「人柄」に、わかりやすい経歴を得られるので、それだけで有利になる事だって十分にあり得ます。

学生時代に知らないうちに得たものが武器になります。

体育会系が有利というのは、もう古いと言われてもおかしくありません。しかし、意外と伝統や歴史を重んじる企業は残っています。

 

まとめ

バレーボールをどのように活用するかは自分次第!

バレーボールを引退しても、バレーボールで得たものは意外なところで役に立つ事だってあります。それは、今すぐにはわかりません。後になってから気づく事がたくさんあります。学生のみなさんは、まずはわからない事だらけでも、後悔が残らないようバレーボールに向き合ってください。真摯に向き合った分、いつか自分に返ってきます。

 

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